夏闇

f:id:mhkj2:20170714141221j:plain

        

       ゆっくりと吸い昇ったゼリー状のひかり

       湿度を紡いでカタチあがる

       黒の唇ほほえみたたえ

       くぼみに居座りつぶてを投げてよこす

 

       くりあがってはくりかえししたためめをかえしなをみやつし

       かえらぬかわらぬかりぎぬのののいずるのいずのろいのいずる

       ずりさがってはえられぬえこううしろめたさのたえることなし

       なしのつぶてのさがのいみさがしだしてははらはらはらはらむ

 

       静まり沈んだ磁界の自縛

       悔い改めても目も当てられず

       当てが外れた羽子の子イタイ

       声高に高らかにラ行の狼煙

       湿気ふくんで未必の未来

 

       擬態を解いて消え入る気配を目前にしながらなすすべもなく

       立ち去って行くのは気配なのか世界なのか私なのか知る由もなく

       

 

 

広告を非表示にする