月光蟲(夏至)

f:id:mhkj2:20160108184650j:plain

 

               うみとりくのあわいから

               うぶごえあげるヴァイオリン

               みかづきこしかけものういかお

               ときのたにまでいんえいかなで

               さざめきさびてさびしげに

               よぞらしんしんひびかせて

               つきのかたちのくずれゆく

 

               つちのかすみのおりののべ

               ながれてひえてかたまって

               ぐるぐるぐるぐりかたちなし

               むしがいっぴきはいずりだす

               ちのやみおびおびおびえてあおぐ

               こくうみつめてひとりなく

 

               そらのひびきのはらはらつもり

               むしのからだをましろくてらし

               るるるるりりるるりりるりるるる

               うたのともしびすべてをもやし

               むしのね ひかりね ちにみちみちる

 

               さけてひろがるよるのひび

               ほしのらくるいうけとめて

               わきてあがるはいのちのかたち

               むしにやどってよぞらににじり

               くさきのすがたのかけのぼる

                    

            

                           夏。

 

 

                                                    ※漢字に変換するか思案中

              

 

 

広告を非表示にする