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                橋を渡ってやって来る

                降りしきる雨 お調べに

                静々と 深々と 然々と

 

                朝明け時に残された夜

                溶かされ白む

                寸前 

                恨み言ひとつ 泡となり

 

                   花がいま 面 外した

 

                 時が始まる

                 くるりくるくる歓声あげて

                 みなも舞台に踊れや謡え

                すべては舞いの輪のなかへ

 

                 声高な昼のはざまのがらんどう 

                 吐息がましろく濁ったら

                 しぼって堕ちて塊って

 

                  ひとひらのいのり

                  舌なめずりして波紋を照らし

                  やがては帰る 行く先揺らす

 

 

                       花一輪 散った

 

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